スキー板をみにいくと、スペックにスリーサイズなどの表記があります。なんだこれ?と思う方も多いと思いますが、これを理解しておかなくては自分に合ったスキー板を購入できません。スペックに表示されているスリーサイズというのは、「トップ最大幅」「センターの最小幅」「テールの最大幅」の事です。
スキー板は長方形ではなく、太くなっている部分、細くなっている部分などのくびれがあります。そのくびれの一番大きな幅、一番小さな幅がそれぞれ、トップ、センター、テールなど数値化されているのです。センターの幅が太くなるほど、深雪やパウダースノー向きとなるなど、雪質にも関係してくるので、これはしっかり覚えておく方が板選びに便利です。
またスペックを見ると、ラディウスという表記もあります。ラディウスというのは、スキー板の側面のカーブ、円弧の配転半径を指します。スキー板の一番細くなっている部分、そのカーブの半径を測ったもので、通常、初心者が利用しやすいオールラウンドスキーの場合、R:15mくらいです。
この数値が小さいほど、カーブの際小回りがきいて、数値が大きいほど大回りするスキー板という判断ができます。こういう数値を全く知らずに板を買いに行くとどういうスキー板を選べばいいんだ?と迷ってしまうので、店員さんに自分のレベルをしっかり話し、どのスキー板がいいか確認してみるといいでしょう。